2022年 国産有機米の新米販売スタート!

■商品ラインナップ

国産有機五分米 2.1Kg 国産有機白米 2.1Kg 国産有機玄米 2.1Kg
国産有機五分米 4.2Kg 国産有機白米 4.2Kg 国産有機玄米 4.2Kg

■有機米とは?

●約0.1%!希少な国産有機米

国内で生産されているお米のうち、有機JAS認証を取得しているお米は約0.1%と大変希少です。※1
慣行栽培に比べると時間も手間もかかりますが、有機米の生産者さんは、
水田環境を守り、美味しいお米を作り続けられる豊かな土や水を次世代へつなぐため、「持続可能であるオーガニックなお米作り」に取り組んでいます。
化学合成された農薬や化学肥料に頼らずお米を育てるには、健康で丈夫な苗を作ることがとても大切です。
種籾を厳選する作業から始まり、手間暇かけて大切に育て、今年も無事に収穫を迎えました。私たちの主食であるお米。
毎日食べるものだからこそ、環境と体にやさしい有機米を食卓にぜひ取り入れてください。

※1出典:有機農業をめぐる事情 令和2年 9月 ( 農林水産省)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/yuuki/attach/pdf/meguji-full.pdf

■旬楽膳自慢のお米

●産地から届いた美味しさをそのままに収穫したお米は、旬楽膳のセンターにて定温で管理。

有機米専用ラインで精米し、袋詰めを行います。

●美味しさの追求

栽培技術向上のため、年に2 回「お米会議」を行っています。
食味分析・土壌分析などの客観的な指標や生産者同士のアドバイスにより、
さらに美味しいお米を目指しています。

■商品ラインナップ

国産有機五分米 2.1Kg 国産有機白米 2.1Kg 国産有機玄米 2.1Kg
国産有機五分米 4.2Kg 国産有機白米 4.2Kg 国産有機玄米 4.2Kg


■オーガニックならではの取組

1.塩水選

種籾を濃度の濃い塩水に浸し、沈んだもの=中身の詰まった良い種籾だけを選定します。

2.温湯消毒(おんとうしょうどく)

農薬で消毒するのではなく、約60度のお湯に10分程浸し、種もみについている病気を発生しにくくさせます。

3.肥料

それぞれの生産者が、その土地、田んぼの土質に合わせて、米ぬか、油粕、粉砕した屑大豆、魚粕など、その土地に合った原料を選びながら、土づくりや肥料づくりをしています。
化学肥料に頼らず、生産者の創意工夫で成り立つのが有機栽培です。

4.除草

有機米作りで一番大変な除草作業。
除草剤を使用しないので、チェーン除草機や除草機、手作業で行います。

~除草にかかる時間~ ※2
慣行栽培…10aあたり1.3時間
有機栽培…10aあたり7時間


※ 2 出典:有機農業をめぐる我が国の現状について 令和元年7月26日 ( 農林水産省)
https://www.maff.go.jp/primaff/koho/seminar/2019/attach/pdf/190726_01.pdf

~有機栽培ならではの“雑草を防ぐ方法”の一例~

田植えをしてから1週間が経った田んぼを見ると、表面には草などは全く生えていないように見えますが、表面の土を動かすと発芽した草の芽が浮いてきます。
この段階で除草作業をすることが大切です。
仮に田んぼの表面に目視できるほどの草の発生が確認できる場合、土の中では草の根がしっかり伸びているということになります。
大きく育った苗を植え付けること、稲の根が素早く活着すること、素早い除草作業。
この3点を意識して栽培することが、稲と草との田んぼの陣取り合戦を制することに繋がり、除草剤に頼らない栽培を可能にしています。
実際の除草作業は、除草機で苗の周りの土を動かしていきます。
そうすることで、草の種を土から出したり、草を浮かせたり、練りこんだりします。
この作業の目的は、伸びた草を取り除くことではなく、今後できる限り草を生やさないことです。

■主な生産者様のご紹介

●富山県・小原営農センター
お米作りにおいて近年特に慎重に行っている作業が「除草作業」です。
有機栽培でお米を作っている小原営農センターでは一般的な慣行栽培で使用されるような除草剤は使用せず、稲と稲の間の泥を除草機で攪拌し、雑草が生えてこないよう管理しています。
稲の根を傷つけないように慎重かつ念入りに行うことで、田んぼの栄養分を稲がひとりじめし、美味しいお米が育ちます。
 
●滋賀県・大中農友会 
苗から大切に育てました!
お米作りは「苗半作」だと生産者の道尾さんは言います。
苗半作とは、苗作りがその後の作物の出来の半分を左右するほど重要という意味です。
苗作りを行う4月中旬の滋賀県は寒暖差が激しく、寒い日は霜が降り、暑い日の日中は30度近くを記録します。
強い日差しや高い気温にさらされると苗は傷み、元気に育ってくれません。
ハウスで苗を育て、苗に当たる光量を遮光ネットで調整したり、適した気温を保つためこまめな換気を行うなど、“力強く根を張る苗”作りを行っています。
●滋賀県・垣見農園
毎年暑い日が続きますので、登熟期の水管理に注意して、掛け流しに近い管理をしています。
特に夜に水を入れるようにして、異常高温対策をしています。
種もみを播く前から、実の詰まった良い種もみだけを選別し、さらに良い種もみを60℃のお湯に10分ほど浸ける「温湯消毒」という方法で、種子由来の病害を防いでいます。
秋と春に有機肥料をまいて、お米がおいしくなるように、ゆっくりと栄養をあげて、田植え後は除草機で草取りをしています。稲を見ながら毎日仕事をしています。
■大阪府・原田ふぁーむ
4月に種をまいたお米も稲刈りの時期は大急ぎ。
トラブルも多く、大変ですが、黄金色の稲が大空の下、刈り取られていく景色は美しく、お米と一緒にこの景色もお届けできたらなぁとよく思います。
里山からのきれいな水と、能勢のつめたい夜の空気は美味しいお米を育てます。
そして、お米から出た米糠、籾殻は堆肥や肥料にして野菜作りに活かされます。
今年も無事に収穫を迎え、お客様の食卓に寄り添えることを、スタッフ一同喜ばしく思います。
国産有機五分米 2.1Kg 国産有機白米 2.1Kg 国産有機玄米 2.1Kg
国産有機五分米 4.2Kg 国産有機白米 4.2Kg 国産有機玄米 4.2Kg